小松市長崎町1丁目の洋菓子店「明月堂」は14日までに、バウムクーヘンを詰め合わせた「復興支援トートバッグ」の取り扱いを始めた。売り上げの一部を能登半島地震の義援金として寄付する。
当初は菓子を詰めた福袋を店に並べる予定だったが、竹田隼人社長(40)が「被災地を助けたい」と考案した。バッグにバウムクーヘン7個と同店の買い物券が入っており、価格は2500円(税込み)。
能登町産ブルーベリーと珠洲市の揚浜塩を使ったバウムクーヘンを試作中で、被災地を応援する商品として3月から扱う。東京や神戸などの催しにも出展し、支援を呼び掛ける。