日蓮宗蓮光寺の星祭りは15日、加賀市大聖寺下屋敷町の同寺で営まれ、中山久勝住職と、冷水を浴びる荒行で身を清めた僧侶2人が参拝者の一年の無病息災と家内安全を祈願した。
荒行では、宗寿寺(同市)の町田吉宏さん、立像寺(金沢市)の福井清尊さんが下帯姿で「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」「水行肝文(すいぎょうかんもん)」を唱えながら、四斗樽(しとだる)にためた冷水を桶(おけ)にくみ、繰り返し頭からかぶった。2人が本堂に入り、中山住職とともに祈(き)祷(とう)した。
星祭りは北斗七星や北極星を神格化した「北辰妙見(ほくしんみょうけん)大菩薩(だいぼさつ)」にちなんで行われている。