チューリップを見ながら、ミニ新幹線を楽しむ園児

チューリップを見ながら、ミニ新幹線を楽しむ園児

富山県 砺波・南砺・五箇山 北陸新幹線 花・紅葉

一足早く花いっぱい 砺波・四季彩館で春を呼ぶチューリップ展、敦賀延伸記念ミニ新幹線快走

北日本新聞(2024年1月26日)

 第38回春を呼ぶチューリップ展は25日、富山県砺波市中村のチューリップ四季彩館のホールで始まった。促成栽培で咲かせたチューリップ1万本と早春の花が会場を彩っている。3月の北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて、ミニ新幹線が会場を走り、一足早い春と祝賀ムードを盛り上げている。2月12日まで。

 春を呼ぶチューリップ展は、今春の2024となみチューリップフェアのプレイベントとして、市花と緑と文化の財団が開催。フェアのテーマ「チューリップで広がる 彩りの波」に合わせ、「黄小町」や紫の「ネグリタ」、ピンクの「ダイナスティ」など鉢花5千本、切り花5千本を並べた。プリムラやラナンキュラスも添えた。

 3月16日の北陸新幹線敦賀延伸を記念し、乗車できるミニ新幹線が走るほか、石川の兼六園をイメージした雪つり、多数の化石の発掘で有名な福井の恐竜のオブジェなどを飾った。砺波切花研究会はチューリップ切り花を販売し、1束につき100円を能登半島地震の被災地へ寄付する。

 25日の開会式で夏野修市長は「被災地が1日も早く復興するよう、砺波から元気を取り戻していきたい」とあいさつ。同市太郎丸のちゅうりっぷ認定こども園の年長児24人らが加わり、テープカットした。

 入館料は全館共通で高校生以上500円、小・中学生250円、65歳以上400円。北日本新聞社後援。

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