雪で作った灯籠と花火が城下町を彩った昨年の「結の故郷 越前おおの冬物語」=2023年2月、福井県大野市明倫町

雪で作った灯籠と花火が城下町を彩った昨年の「結の故郷 越前おおの冬物語」=2023年2月、福井県大野市明倫町

福井県 勝山・大野 祭り・催し

越前おおの冬物語2024イベント盛りだくさん 2月3日、雪の灯籠や花火も

福井新聞(2024年1月30日)

 冬の福井県大野の城下町を光で彩る「結の故郷 越前おおの冬物語」は2月3日、同市の結ステーション周辺で開かれる。雪で作った灯籠が夜の城下町を照らし、越前大野城を背景に花火が打ち上げられる。

 結ステーション周辺や七間通り、六間通りに設置した雪の灯籠約250基などに午後4時過ぎに明かりがともされ、会場一帯をやわらかな光で包み込む。花火は同7時から打ち上げられ、冬の夜空に約800発の大輪を咲かせる。大手門広場を有料エリアとし、ウッドキャンドルを設置。温まりながら花火観賞ができるスペースも設ける。

 輝(きらり)センターでは地元の奥越太鼓保存会や音楽グループ「アバサケロウズ。」、ダンスグループなどが午後1時から同6時半までステージ発表する。同1時45分からは、越前大野城が雲海に浮かんだように見える「天空の城」の眺望が疑似体験できる仮想現実(VR)動画のお披露目があり、地元産品が当たるビンゴ大会などもある。

 結ステーションでは午後1時~8時に温かい食べ物を販売する「冬のあったか市」があり、唐揚げやたこ焼き、コーヒーなどを提供するキッチンカーなどが並ぶ。雪のジャンボ滑り台や雪の遊び場も設置する。問い合わせは実行委(市観光協会)=電話0779(65)5521。

えきねっと びゅう国内ツアー

勝山・大野 ニュース