県産ハトムギをもっと知ってもらおうと、ワークショップが3日、高岡市オフィスパークの鋳物メーカー、能作本社内カフェ「イモノキッチン」で開かれ、参加者はみそ作り体験やカフェタイムを楽しんだ。
ハトムギは県が全国一の生産量を誇り、小矢部市と高岡市福岡地域をエリアとするJAいなばが力を入れている。地産地消を発信しようと、能作が同JA、山元醸造(高岡市横田町)と協力して開き、約20人が参加した。
山元醸造社員からみそ作りのポイントを教わり、県産の大豆やこうじをおけに入れて混ぜた。同JA職員に美肌や免疫力向上などハトムギの効果を聞きながら、県産ハトムギを使った同社製品「は~とむぎみそ」を加えたみそピーナツバターを添えてバスクチーズケーキを味わった。
高岡市の50代女性は「みそ作りの経験がなかったので楽しかった」と話した。
イモノキッチンでは3月31日まで、県産ハトムギを使ったメニューを提供している。