生活道具をそろえた館蔵品展「昔の道具とくらし」

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ホーロー看板 懐かしい 高岡市立博物館、明治~昭和の民具も紹介

北日本新聞(2024年2月4日)

 高岡市立博物館の館蔵品展「昔の道具とくらし」が3日、同市古城の同館で始まった。明治から昭和の生活や民具を紹介しているほか、レトロなホーロー看板の特集コーナーを設けた。7月7日まで。

 展示したのは約70点で、このうちホーロー看板は10点。ホーロー看板は光沢のある塗装を施した鉄製の屋外広告で、明治中期から昭和中期に普及した。同市出身の科学者、高峰譲吉(1854~1922年)が発見した消化酵素剤「タカヂアスターゼ」や、俳優の浪花千栄子がイメージキャラクターを務めて人気を集めた「オロナイン軟膏(なんこう)」の看板が並ぶ。

 民具は、調理器具や電話機、暖房具などをそろえた。炊飯器は鉄製、陶製、アルミ製の羽釜(はがま)や電気釜を展示。衣類のしわを伸ばす道具は、こてと火のし、炭火アイロン、電気アイロンを並べ、時代の変遷を感じさせる。

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