福井県越前町の越前陶芸村文化交流会館は、陶磁器の間接照明「明かり取り」の作品コンテスト「陶灯(とうび)展」を開催する。作品は5月25、26日の「越前陶芸まつり」の際に審査し、大賞1点を含む入賞11点を決める。同10日まで作品を募集している。
コンテストは、陶芸村を"灯(あか)りとりの里"として全国に広めようと同会館が企画し、今年で2回目。
作品テーマは「輝き」。見た人が、北陸新幹線開業を迎える福井への期待と希望を感じられる作品を募る。作品は陶磁器であることが条件だが、使用する陶土の産地は問わない。幅、高さ、奥行きとも100センチ以内で、光源は電球仕様で15アンペア以内とする。
個人、グループを問わず誰でも応募できる。出品料は1点2千円で、作品は応募用紙、作品写真とともに同会館に提出する。
大賞(20万円)は越前陶芸まつりの来場者による投票で、入賞10点は各施設、団体の代表者による審査会によって決定する。結果は6月中旬に同会館ホームページで発表。全応募作品を6月29日~7月15日に同会館で展示する。問い合わせは同会館=電話0778(32)3200。