長野市郊外の戸隠スキー場で17日、善光寺の宿坊「玉照(ぎょくしょう)院」住職の山ノ井大樹(だいじゅ)さん(52)によるスキー教室があった。県立大(長野市)の7人が参加し、快晴のゲレンデを満喫した。
準指導員の資格を取得した山ノ井さん。県外出身学生にもスキーに親しんでほしいと県立大に声をかけ、10日に続く開催となった。昼食時には「心の整え方」や「煩悩」にまつわる法話もあり、学生たちは真剣に耳を傾けた。
県立大1年の尾形さくらさん(19)は豪雪地帯の青森県五戸町出身だがスキー初心者。板の扱いに苦戦しているとひと言、「もっと"修業"を積まなくちゃ」。