富山の食材にこだわったメニューを提供している「酒膳とみかな」の古橋さん(左)と、みゆきさん

富山の食材にこだわったメニューを提供している「酒膳とみかな」の古橋さん(左)と、みゆきさん

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富山の食材に魅せられ高岡で和食店 東京から移住の夫婦、独創的なメニュー提供

北日本新聞(2024年2月21日)

 高岡市御旅屋町にある創作和食店「酒膳(しゅぜん)とみかな」が富山の食材にこだわった独創的なメニューを提供し、人気を集めている。営むのは東京から移住した古橋岳介さん(44)、みゆきさん(40)夫婦。2人は「食を通じて富山の良さを伝えたい」と話す。

 古橋さんは静岡県出身。東京の専門学校に通う中、飲食店でのアルバイトがきっかけで料理人の道に進んだ。6年間友人と居酒屋を経営した後、東京出身の妻、みゆきさんと2016年に和食店を開業した。

 店の経営は順調だったが、都会暮らしが長く、地方移住に関心があった。ちょうどその頃、高岡市内で飲食店を展開する知人から、開業する店舗を任せたいとの依頼があった。富山には何度か訪れたことがあり、富山湾の魚種、豊かな自然に魅力を感じていた。釣り好きの古橋さんの弟が数年前に移住していたこともあり、なじみもあった。昨年6月、夫婦で高岡市に移り住んだ。

 同11月にオープン。店名の「とみかな」には、「富山」の恵みを独創的に「奏でる」との思いを込めた。その名の通り、富山湾の魚介や県産野菜、県産ブランド牛などの組み合わせや食べ方を工夫し、コース料理で提供。例えば、季節の果物とハーブ野菜を白あえにしたり、旬の魚を糸状の衣に包んで揚げたり-。古橋さんは「食べた時に驚きや楽しさを感じてもらいたい」と語る。

 「地元の人にとっては当然かもしれないが、富山には素晴らしい食材や風景があふれている」と古橋さん。みゆきさんは「観光するよりも住んだ方が、より好きになる。移住の良さも伝えていきたい」と話している。

 店は予約制で水曜定休。問い合わせ、予約は店のホームページから。

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