ミニあんどんなどを飾った会場で行われた開会式

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ミニ夜高あんどん勇壮 小矢部の温泉施設で展示、被災市民を元気に

北日本新聞(2024年2月24日)

 6月7、8の両日行われる小矢部市指定無形民俗文化財「津沢夜高あんどん祭」のミニあんどん展示が23日、同市西中野の日帰り温泉施設「天然温泉 風の森」で始まり、来店客に祭りの勇壮な雰囲気を伝えている。3月10日まで。

 展示は昨年に続き2回目。能登半島地震で被災した市民らを元気づけようと開催した。津沢夜高行燈(あんどん)保存会が所有するミニあんどんを展示。高さ2・5メートル、幅1・3メートル、長さ3・5メートルで「風の森」と書いたつり物を付けた。ラグビーワールドカップのフランス大会で日本代表が着用したジャージを模したあんどんも並べた。

 23日の開会式で、同保存会副会長の辻道夫津沢あんどんふれあい会館長が「小矢部市を盛り上げていきたい」とあいさつ。津澤夜高太鼓民謡保存会の会員約25人が「花火太鼓」や民謡「夜高踊り」などを披露した。太鼓演奏は、展示最終日の午後3時半にも披露される。2月25日と3月3日は、缶バッジと塗り絵コースターの制作体験がある。

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