勝山左義長まつりのフィナーレを飾ったどんど焼き=2月25日夜、福井県勝山市下高島の九頭竜川弁天緑地

勝山左義長まつりのフィナーレを飾ったどんど焼き=2月25日夜、福井県勝山市下高島の九頭竜川弁天緑地

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勝山左義長まつり、絶景のどんど焼き 炎の柱に息災祈る

福井新聞(2024年2月26日)

 勝山左義長まつりのフィナーレを飾る「どんど焼き」が2月25日夜、福井県勝山市の九頭竜川河川敷弁天緑地で行われた。奥越の冬に別れを告げるように真っ赤な炎の柱が上がり、夜空を美しく染めた。市民らは五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈った。

 市内各区が松や竹などで作ったご神体(松飾り)14基を河川敷に運び、円形に設置。午後7時50分ごろ、たいまつで一斉に点火すると炎は勢いよく燃え上がった。

 この日は雨が降るあいにくの天候となったが、勝山市中心部では子どもばやしコンクールがあり、小学生が大人とはひと味違ったかわいい浮き太鼓を披露した。勝山左義長まつりの来場者は24、25日の2日間で約9万人(実行委員会発表)だった。今年は全12区の櫓(やぐら)が設置されるなど新型コロナウイルス禍前の形に戻った。

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