フクジュソウの花びらの上を動いたり、休んだりするクモ

フクジュソウの花びらの上を動いたり、休んだりするクモ

長野県 長野市周辺 花・紅葉

虫たちの目覚めを誘うフクジュソウ 「啓蟄」の日、花の上でひと休み

信濃毎日新聞(2024年3月6日)

 5日は二十四節気の一つで、冬ごもりしていた虫たちが土から姿を現すとされる「啓蟄(けいちつ)」。長野市七二会小坂地区のフクジュソウ群生地では、みぞれのような雪がちらつく中で花が開き、その周りで虫がうごめいていた。

 南に向かって花を伸ばすフクジュソウの周りでは、クモやコオロギが地面を歩いたり跳ねたり。ただ、動きは緩慢だ。黄色い花びらの上に乗った1匹のクモは、しばらくの間動かなかった。

 1ヘクタールほどの斜面に約5万株が植わる。整備を行う小坂福寿草群生地愛護会の北島和彦事務局長(72)によると、花は2月末に咲き始めた。今月中旬に見頃を迎え、4月上旬まで楽しめる。27日まで、フクジュソウの苗などを販売する「福寿草まつり」を開催中。「急斜面に密集して咲く光景を楽しんでほしい」と呼びかけている。

詳細情報

リンク
信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024030501013
今月のお得な国内ツアー びゅう

長野市周辺 ニュース