射水市は、毎年10月1日に開かれる「新湊曳山(ひきやま)まつり」で有料観覧席の販売と曳山の曳き子体験の旅行商品化を目指す。金氏の代表質問に塩谷明永産業経済部長が答えた。
市は「稼ぐ観光」の実現に向け、2023年度に内川のナイトクルーズと獅子舞観賞を組み合わせた旅行商品を開発したほか、富山新港花火大会で初めて有料観覧席を販売した。地域資源を生かした付加価値の高い商品づくりとして、新湊曳山まつりに着目した。
金氏はこうした体験型の旅行商品をふるさと納税の返礼品メニューに加えれば観光振興につながると主張した。塩谷部長は「全国から観光客を呼び込む新たな選択肢となり得ると考えており、先行都市の事例を調査・研究する」と述べた。