紫式部をイメージして開発された越前箪笥のからくり箱入りのアフタヌーンティーセット=福井県越前市府中1丁目の「a.cafe」

紫式部をイメージして開発された越前箪笥のからくり箱入りのアフタヌーンティーセット=福井県越前市府中1丁目の「a.cafe」

福井県 鯖江・武生・越前海岸 グルメ スイーツ

越前箪笥に和スイーツ...越前市に「紫式部アフタヌーンティー」登場

福井新聞(2024年3月12日)

 福井県越前市府中1丁目の「a.cafe(エードットカフェ)」は、越前市ゆかりの紫式部をイメージしたアフタヌーンティーのセットを開発した。紫芋や巨峰などを使った和テイストのスイーツが、越前箪笥(たんす)のからくり箱に格納され、みやびなひとときを演出する。

 メニューには、地元事業者が紫色を取り入れて開発した「パープルハートプロジェクト」の商品を採用した。紫芋タルト、巨峰ロール、菊のマフィン、おはぎ、グルテンフリークッキーなど16品がそろった。

 薄紫色で桐(きり)製のからくり箱の引き出しを開けてスイーツを取り出す。奥にある隠れた引き出しに別の引き出しの鍵がしまってあったり、引き出しを閉めるとハーモニカの音が鳴ったりといった仕掛けがある。

 2、3人用の1セット8800円。ハーブティーやコーヒーなどとともに楽しんでもらう。提供は16日からで、1日1セット限定で予約を受け付ける。関連会社でカフェを運営するアイジーエー(同市)の社長は「皆さんの力が詰まったアフタヌーンティーで地域を盛り上げていきたい」と話している。

えきねっと びゅう国内ツアー

鯖江・武生・越前海岸 ニュース