国宝・瑞龍寺を舞台にした「春のライトアップと門前市」の実行委員会(高木章裕会長)が13日、富山県高岡市問屋町の高岡エクールであり、4月29日~5月1日の日程で開催することを決めた。ライトアップなどの光と幻想的な音楽で、大伽藍(がらん)をファンタジックに演出する。門前市には、能登半島地震で被災した能登地域などからの出店も予定する。
プロジェクションマッピングは、北陸新幹線敦賀延伸による観光振興と能登半島地震からの復興をイメージした新作を用意。回廊は灯籠やユネスコ無形文化遺産の「美濃和紙」を使った明かりのアートで彩る。
開場時間は午後7時~同9時半。同6時ごろから瑞龍寺駐車場で特産物販売の門前市を開く。能登地域からは焼きガキ店などが出店する予定。
実行委に役員らが出席し、高木会長らが「敦賀延伸で金沢以西からの訪問も期待できる。成功に導きたい」などとあいさつした。北日本新聞社など共催。