新幹線小松駅開業に合わせて、ほくりくアイドル部は17日、小松市の名所や食の魅力を詰め込んだ応援ソング「コマツデマツ」を駅前市民公園でお披露目した。「小松」や「待つ」をモールス信号で表現した歌詞で、「待ってるよ」「陸路でも空路でも会いに来て」と呼び掛けており、誘客につなげる。
「コマツデマツ」はポップな曲調で、総合プロデューサーの中新賢人さんが作詞作曲した。お旅まつりや粟津温泉、特産のトマトなどが歌詞に盛り込まれ、振り付けには歌舞伎役者が見えを切るポーズを取り入れた。
ほくりくアイドル部が、小松の新名物「こまつプリン」の親善大使に就くことを機に、小松のPR曲作りが企画された。市民公園で開かれた開業記念イベントでメンバー19人は「小松をプリンで元気に」と声をそろえ、小松出身の加藤千夏さん(16)は「曲をきっかけに小松へ行って、いろいろ食べてみようと思ってもらいたい」と話した。