射水市黒河（小杉）の県民公園太閤山ランドは２３日、冬季に休止していた園内の施設や乗り物の利用を再開した。「春のオープンフェスタ」が同日始まり、あいにくの雨の中、親子連れらが園内を回るトレーンに乗り、久しぶりに車窓からの眺めを楽しんだ。

　野外劇場前で出発式があり、安全祈願祭に続き、トレーン運転手の塚尾勉さんが安全運転宣言を行い、山田善之太閤山ランド所長らが子どもと共にくす玉を割った。訪れた親子連れは、オープン記念便として無料運行された「たいこうやまトレーン」に乗り、笑顔を見せながら園内を回った。

　唐揚げやたこ焼きなどの移動販売車が出店したほか、スタンプラリーや大抽選会、来園者が協力して仕上げる塗り絵のコーナーを用意した。

　フェスタは２４日まで。３１日まで駐車場を無料で利用できる。

　赤い屋根ギャラリーでは、ＮＰＯ法人こどものみらいプロジェクトゆめドリが、子どもが夢や将来なりたい姿を表現する「ドリームマップ」を作るイベントを行った。