南砺市福光地域中心部の小矢部川河川敷にある桜の保全に取り組む「福光千本桜プロジェクト」(武田慎一会長)は25日、JR福光駅の待合室に案内看板「福光千本桜概観図」を設置した。春の観光スポットとしてアピールする。
長さ6メートル、幅1メートルのプラスチック製。桜は河川敷の南北約4キロに約800本植えられており、看板には品種や満開の様子を写真入りで紹介している。福光地域中心部の観光名所も記した。
飲料メーカーの伊藤園から県に寄せられた寄付金を活用して作った。除幕式で武田会長が「看板が新たな福光地域の誘客につながればいい」とあいさつ。伊藤園の篠崎繁北陸地区営業部地区部長らが祝辞を述べた。同プロジェクトは4月6、7の両日、花見イベント「ミズベリングinふくみつ千本桜2024」(北日本新聞社後援)を小矢部川公園で開く。