富山県高岡市は高岡おとぎの森公園(同市佐野)の幼児用遊具ゾーンをリニューアルした。「見る楽しさ」と「頭と体をフルに使う」をテーマに、障害の有無にかかわらず楽しめる「インクルーシブ遊具」5基が設置され、親子連れでにぎわっている。
市は昨年、三つのコンセプトの整備案を用意し、小学生以下の子どもにアンケートを実施。投票数が多かった「おとぎのなかのミル×フル」を採用し、インクルーシブ遊具としても利用できる遊具を導入した。
幼児用遊具ゾーンには、緩やかにカーブしたローラー滑り台やスプリング遊具、ロープを張り巡らせた円形の遊具などが設置されている。
同公園の整備に向けた「魅力向上計画」の一環で、費用の一部は企業版ふるさと納税で集まった1250万円を活用した。