長野市妻科の温泉宿泊施設「うるおい館」に２９日、新たなサウナ室がオープンする。２９日から４月７日までは女性用とし、同８日以降は１週間ごとに男女を入れ替える。同館では蒸気を発生させ、「熱波師」がタオルで熱風を送る「ロウリュ」が人気。既存の男女別サウナのうち女性用は狭く、ロウリュができなかったが、新たなサウナ室では女性も熱風を浴びられる。

　岩盤浴設備の故障を機に、岩盤浴室をサウナ室にリニューアル。室内は約９０度に設定し、最大２５人ほどが利用できる。熱波師でもある同館広報担当の池松洋平さん（２４）はロウリュについて「客と話しながらできるのが魅力。心も体も温まってほしい」としている。従来の女性用サウナは低温サウナとなる。

　２９日午後２時からは、男女の熱波師計４人が熱風を送る催しがある。同館の入場料は一般８００円（平日）。問い合わせは同館（電話０２６・２３７・４１２６）へ。