杜人舎の前でテープカットする関係者=南砺市城端

杜人舎の前でテープカットする関係者=南砺市城端

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国内外交流の拠点に 南砺の「善徳寺 杜人舎」完成祝う

北日本新聞(2024年4月6日)

 城端別院善徳寺(南砺市城端)の研修道場を改修した複合施設「善徳寺 杜人舎(もりとしゃ)」のグランドオープン記念セレモニーが5日、同所で行われ、関係者が地域の活性化に寄与する施設の完成を祝った。

 杜人舎は、善徳寺内にある研修道場を改修。3月15日から宿泊を中心にカフェの営業も行っている。

 この日は、真宗大谷派東本願寺参務の佐々木高さん、善徳寺輪番の亀渕卓(まさる)さん、田中幹夫市長、城端地区活性化協議会地域代表の山田清志さん、施設を運営する「水と匠」代表取締役の水口砂里さんがテープカットした。

 佐々木さんは「経年劣化していた道場を民藝(みんげい)の宿によみがえらせ、心よりお礼申し上げる」とあいさつ。水口さんは、利用客の3割が外国人だと紹介し「自然と交流が生まれ、活気が出る場にしたい」と語った。

 改修した屋内で、関係者が6、7日の城端しだれ桜まつり期間限定で販売されるスイーツを味わった。

 4月中旬以降にはランチなど食事の提供も始める。

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