第12回越前陶芸村しだれ桜まつり(福井新聞社後援)が4月13、14日、福井県越前町小曽原の越前陶芸村で開かれる。全国のクラフト作家が焼き物をはじめ、木工や布雑貨などの逸品を展示販売する。会場のしだれ桜は会期中に満開を迎えそう。
154店が軒を連ねるクラフト市は、越前焼を中心に、信楽焼や常滑焼など各産地の品が多彩にそろう。ワークショップは20店が出店し、アクセサリーやハーバリウムづくりなどが楽しめる。グルメを提供するテント、キッチンカーも多数並ぶ。
陶芸村の各施設などでつくる実行委員会によると、陶芸村内にはしだれ桜やソメイヨシノ約600本があり、しだれ桜は現在七分咲き。担当者は「美しい桜を眺めながら買い物や作家との交流を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
野外パフォーマンスが両日午前11時と午後1時からあり、創作和太鼓集団「OTAIKO座明神」や武生商工高吹奏楽部など4団体が出演する。このほか、ろくろ体験や、本焼きしたカップに専用のマーカーで絵付けする体験など、越前焼にまつわるさまざまな催しも用意している。
入場無料。午前9時~午後5時(14日は午後4時まで)。問い合わせは県陶芸館内の実行委=電話0778(32)2174。