加賀丸いも焼酎の仕込み作業に励む従業員=能美市宮竹町

加賀丸いも焼酎の仕込み作業に励む従業員=能美市宮竹町

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丸いも焼酎仕込み本格化 能美・宮本酒造、茶碗まつりで限定原酒

北國新聞(2024年4月10日)

 能美市宮竹町の宮本酒造店で9日、市特産「加賀丸いも」を使った焼酎の仕込み作業が本格化し、従業員がカットした丸いもをタンクに詰める作業を進めた。今年は丸いも4トンを使って約6千本を醸造し、5月下旬をめどに本格出荷する。

 同店はアルコール度数35度の限定原酒「SIZUKU(シズク)35」「のみよし」を手掛けており、この日は従業員3人が丸いも約500キロを手のひらサイズに刻んで蒸した後、手取川水系の伏流水とこうじを混ぜて発酵させた。蒸留作業と併せて約3週間かけて仕上げる。

 限定原酒は5月3日開幕の九谷茶碗まつりで取り扱う。後藤由梨代表は「今年の丸いもは大きめで品質もいい。丁寧に仕込んだ焼酎を多くの人に味わってほしい」と話した。

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