ボードゲーム専門店「Engames(エンゲームズ)」が21日、富山市五福から射水市流通センター水戸田に移転オープンした。20日に関係者向けのレセプションがあり、広くなった店内が公開された。ボードゲーム専門店としては国内最大級という。
ボードゲームは、テーブル上で駒やさいころなどを使って楽しむ遊び。エンゲームズは2017年に開業し、ボードゲームの企画・開発や製造、販売に加え、卸売りや輸出入も手がけている。
新店舗は「ボードゲームスタジオ」がコンセプト。ワンフロアに売り場やプレースペース、ゲーム制作のオフィス、物流拠点を集約し、一体感のある空間デザインとした。505平方メートルで、前の店舗の3倍近い広さになった。
プレースペースは26席あり、800種類のゲームが体験できる。席料は平日が2時間500円、休日は千円。インターネット通販も含め、1300種類を販売する。
レセプションには県や市の関係者ら約30人が出席。ガラス張りの倉庫の中を見学したり、卓上にゲームを広げたりした。
杉木貴文社長は「ボードゲームの魅力を射水の地から全国、世界に発信していく。ゲームクリエーターの交流拠点にもなればいい」と話した。