北陸新幹線の敦賀延伸開業を記念し、福井県立恐竜博物館所蔵の化石や復元模型7点を展示した「恐竜博物館inとなみチューリップフェア」が、同フェア会場の富山県砺波市美術館で開かれ、多くの家族連れらでにぎわった。フェアは北日本新聞社後援。
砺波市花と緑と文化の財団が企画。福井県の発掘調査で見つかった肉食恐竜のフクイラプトル・キタダニエンシスの全身骨格や、陸上動物史上最大の頭骨だったといわれるトロサウルスの頭骨などが並ぶ。触ることができる恐竜のふんの化石もある。富山市から家族4人で訪れた林実優ちゃん(3)は「怖かったけど、かっこよかった」と話した。
このほか同美術館では、自然写真家で切り絵作家の今森光彦さんが撮影した田園風景の写真や、色とりどりの紙を切って昆虫や動物を表現した切り紙作品計約200点を集めた企画展示も開催している。