南砺市福野地域で8月23~25日に開かれるワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」の出演アーティスト第1弾と、ポスターやチラシに用いるイメージイラストが決まった。内定した国内外6組のうち初出演は5組で、フレッシュな顔触れがそろった。
注目は初来日となるブラジルのシンガー・ソングライター「アナ・フランゴ・エレトリコ」。伝統的なブラジル音楽と現代的なポップミュージックが調和した音楽性が評価され、25歳ながら自国の音楽シーンをリードする存在として脚光を浴びている。
同じく初来日の6人組ロックバンド「ヌサンタラ・ビート」(オランダ)は、メンバー全員がインドネシアにルーツを持つ。同国の民謡をベースに、オリエンタルなバンドサウンドが持ち味だ。南米フランス領ギアナのシンガー・ソングライター「クリス・コンベッテ」は、2017年以来2度目のステージとなる。
国内からは「チョコパコチョコキンキン」、「すずめのティアーズ&久下惠生」、「ハリクヤマク」の3組が出演する。
イラストは長野県のデザイナー、まるやんさんが担当。「雨上がりのスキヤキ」をテーマに、近年雨が多い会期が好天に恵まれてほしいという願いを込めた。会場の木々やパレードのフラッグなど、スキヤキらしい要素も存分に散りばめた。
企画運営を担う一般社団法人スキヤキ・オフィス(南砺市)のリバレ・ニコラチーフプロデューサーは「今年は実力派のニューフェースを多くそろえた。新たなボランティアスタッフにも参加してもらい、元気で新しい風が吹くスキヤキにしたい」と話している。
チケットは会場の福野文化創造センターなどで販売中。問い合わせは「スキヤキ」実行委員会事務局、電話0763(77)3817。北日本新聞社共催。