長野市柳原の長野電鉄柳原駅の線路脇でアヤメが見頃を迎えている。13日は雨が降り、鮮やかな紫の花びらの濃淡が増していた。
アヤメは駅の入り口やホームにも植わり、電車の利用客や地域住民の目を楽しませている。地元有志でつくる「柳原アヤメの会」が長野電鉄の土地を借りて管理をしている。同会の中野篤治さん(75)によると今季は大型連休後半に開花を確認。「今年は雨が少なく、一部背丈が低いものがある。この雨で色が濃くなることを期待している」と話した。
傘を差して下校していた小学生たちは「きれいだね」。一帯の花は週末ごろまで楽しめるという。