4、5日に営まれる加賀市山代温泉の「菖蒲湯(しょうぶゆ)まつり」を前に3日、同温泉の古総湯前で、山代青年会員ら約30人がまつりで担ぐ「菖蒲みこし」を準備し、本番に向けて士気を高めた。
会員は5月に同市上野町の畑から収穫したショウブを俵に詰め、積み上げた俵を台棒に縄でくくり付けてみこしを作った。児童が担いで練り歩く「代(しろ)っ子みこし」も用意した。
4日夜に青年会員らが菖蒲みこしを引き回し、最後は古総湯に俵を投げ入れる入湯式が行われる。西山結弥会長(33)は「昨年よりも一層盛り上がる祭りにしたい」と意気込んだ。