砺波市の県民公園頼成の森で14日に開幕する「頼成の森 花しょうぶ祭り」の実行委員会メンバーが12日、北日本新聞社を訪れ、見どころをPRした。入園無料。
北陸最大級の6ヘクタールの水生植物園内に紫や白のハナショウブを中心に600品種70万株が植えられている。高温が続いて開花が早まり初日から見頃になりそうという。わせ、中生(なかて)、晩生(おくて)の品種があり、23日の閉幕まで多彩な花を楽しめる。
園内は昨年7月の豪雨で被災したものの復旧。土砂に埋まり品種不明となった苗は混植のポット苗として700円(税込み)で販売する。会期中に飲食販売や俳句コンテストがあり、週末はスタンプラリーや育て方講習会などを開く。プリンセスチューリップの佐藤玲羅さんは「涼やかな花を見て楽しんでほしい」と魅力を話した。