今年からライトアップを始めた旧久保彦助邸を訪れる参加者=加賀市橋立町

今年からライトアップを始めた旧久保彦助邸を訪れる参加者=加賀市橋立町

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加賀・橋立の夜楽しんで 重伝建発信モニターツアー

北國新聞(2024年6月20日)

 夜の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の魅力を発信するモニターツアーが17日、北前船交易で栄えた加賀市橋立町で行われた。住民有志でつくる加賀橋立北前船ツーリズム実行委員会が企画した。県内外から参加した12人がライトアップされた船主屋敷や幻想的な光のトンネルを歩くホタル観賞スポットの散策を楽しみ、新たな観光プランの提供へ思いを巡らせた。

 ナイトツーリズムはインバウンド(訪日客)の人気が高く、実行委では昨年から、観光庁の補助金を活用して橋立の文化財のライトアップを開始。国重要文化財の北前船主屋敷「忠谷(ちゅうや)家(け)」、歴史的建造物の「木村素衞(もともり)・有香(ありか)兄弟ふるさと館」に加え、今年からは橋立有数の規模を誇る船主屋敷「旧久保彦助邸」も照らしている。

 「ナイトツアーイン橋立」と題したモニターツアーでは、1878(明治11)年に完成した旧久保彦助邸が公開され、参加者は木村茂樹事務局長の解説を聞きながら、屋久杉を使った天井や茶室など北前船主屋敷に興味深く見入った。

 用水の並木に沿ってホタルの光が浮かぶ観賞スポットも組み込まれ、夜の重伝建でそぞろ歩きを満喫できる魅力の一つとして紹介された。

 地元住民を中心に、東京の地域おこしイベント企画会社員も訪れ、船頭住宅と蔵を改修した飲食・宿泊施設「MAGONDO(マゴンド)」では、地元の食材と橋立の郷土料理などを堪能した。木村素衞・有香兄弟ふるさと館も訪れた。

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