JAとなみ野(本店・砺波市)は24日、となみブランド認定品「雪たまねぎ」の今季の出荷を始めた。今年は148ヘクタールで栽培され、平年並みの約7千トンの収穫を見込む。出荷は8月下旬ごろまで続き、販売額は6億円以上を目指す。
雪たまねぎは積雪時期をまたいで栽培するのが特徴。寒さで甘さが増し、肉厚でみずみずしく育つ。同JAによると、雑草対策などを予定通りに行えたことや6月の天候に恵まれたことで品質は良好という。
24日は、砺波市五郎丸の同JAたまねぎ集出荷貯蔵施設で出荷式が行われた。土田英雄組合長らがあいさつし、出荷トラックを見送った。雪たまねぎは県内のほか、関東や中京圏などにも出荷される。
施設では箱詰め作業が行われ、職員が傷などがないかを確かめた。