7月14日に白山市松任文化会館ピーノで開催される「白山国際太鼓エクスタジア2024」(北國新聞社後援)に向け、県内の出場チームが練習に熱を入れている。24日は地元の太鼓チーム「和太鼓サスケ」が同市水島町の「太鼓の泉 響和館」で練習を行い、演奏に磨きをかけた。
本番はメンバー11人が「たすき」「流鏑馬(やぶさめ)」の2曲を披露する。サスケのメンバーとしては今回が最後の出演となるリーダーの加嶋虹春さん(17)は「子どもらしいエネルギッシュな一面と、大人に負けない力強い演奏を披露したい」と話した。
●能登のチーム出演
今回のエクスタジアは、1月の能登半島地震を受け、「復興へ鼓動~響く力」をテーマとした。能登の太鼓チーム6組が合同チームとして出演するなど、全7チームが復興を願う力強いバチさばきを披露する。会場に募金箱を設置し、義援金も募る。
実行委員長を務める白山市文化協会の浅野昭利会長は「たくさんの方に足を運んでもらい、太鼓の響きが多くの方の癒やしになったらうれしい」と話した。