福井県福井市美術館で開かれている「深堀隆介展~水面のゆらぎの中へ~」(福井市美術館と福井新聞社でつくる実行委員会主催)の来場者が6月28日、1万人を突破した。
1万人目となったのは、勝山市の中村さん夫妻。坂井裕之実行委員長から図録や深堀さんの作品をモチーフにしたメモ帳、キーホルダーなどをセットにした記念品が贈られた。
色鮮やかで立体的に描かれた金魚を新聞などで目にし「実際に見てみたいと思っていた」という中村さん夫婦。関係者の祝福を受け「1万人目になったのはびっくり。いい記念になった。じっくり鑑賞したい」と笑顔を見せた。
同展では一合升を使った深堀さんの代表作「金魚酒」シリーズのほか、うろこの色彩を捉えた作品など約300点を展示。関連イベントとして、29、30日午後2時から福井市のアマチュア落語家、瓢家萬月(ひさごやまんげつ)さんの落語会がある。会期は7月28日まで。