オニオンリングの衣を作る東京都内の中学生ら(左側)

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東京の中学生が茅野で農業体験 20軒の農家に分散 料理試作も

信濃毎日新聞(2024年7月2日)

 東京都江東区有明中学校の生徒120人が1日、茅野市内を訪れ、約20軒の農家で農業体験プログラムに臨んだ。このうち茅野市北山でレストランを経営しながら約70種の野菜を栽培する木村洋介さん(45)の元では、2年生6人がにんじんや大根を収穫。レストランで提供する料理の試作も体験した。

 生徒たちは木村さんのレストランで、オニオンフライやブルーベリーのスコーンを調理。「農業だけではなく、加工やサービスまで自力で手がけることで収入も安定する」と話す木村さんの説明を熱心に聞いた。

 木村さんは「子どもたちに自然を楽しんでもらい、こちらもうれしい。伸び伸びと農業や食について学んでほしい」。農業体験した遠藤汐莉(しおり)さん(14)は「自然の匂いを感じながらの収穫は普段とは全く違う体験で新鮮。また長野県に来たい」と話した。

 有明中の生徒はこの日、農家に分散し、農作物の収穫などを体験した。農業体験プログラムは2009年に始まり、今年は小中学校34校を受け入れる予定という。協力農家が減っており、主催者のほっとステイちの(電話0266・77・3780)は農家を募集している。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024070101037
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