バーチャル水族館で現れるジンベエザメやイルカの立体画像(金沢工大提供)

バーチャル水族館で現れるジンベエザメやイルカの立体画像(金沢工大提供)

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いしかわ動物園で水族館体験 「のとじま」再開へ応援 海の生物、立体映像で

北國新聞(2024年7月4日)

  ●6、7日 金沢工大生が制作協力

 いしかわ動物園(能美市)で6~7日、能登の里海に生息する海洋生物を立体画像で観察できる「バーチャル水族館」が開催される。20日に営業再開するのとじま臨海公園水族館(七尾市)を応援しようと金沢工大生が協力。実寸大のジンベエザメなど10種が生き生きと泳ぎ回る様子やイルカの餌やりの疑似体験が楽しめる新たな試みで、水族館の早期の復調と能登のにぎわい創出を後押しする。

 観察できるのは3DCG技術を用いた体長約5メートルのジンベエザメをはじめ、エイ、コブダイ、クラゲ、タツノオトシゴ、キヌバリ、イルカなど10種。金沢工大メディア情報学科の出原立子教授の研究室のゼミ生4人が制作に携わった。8年前のゼミ生が手掛けたバーチャル(仮想)水槽で静止画の生き物を捕まえて遊ぶスマートフォン向けゲームをもとに、餌を食べる姿や回遊する様子がさまざまな角度から楽しめるようにした。

 MR(複合現実)ゴーグルとAR(拡張現実)タブレットを使い、園の学習センター内レクチャーホールに海洋生物の実寸大の立体画像が投影され、泳ぎ回る姿が見られる。画面上の餌を手に取ってイルカに与える飼育疑似体験もできる。

 園では地震で飼育設備が被災した水族館からペンギン、アザラシ、カワウソを預かった。同大とは昨年秋から園内でコラボイベントを実施しており、大学側の申し出を受け、営業再開後の水族館に足を運ぶきっかけづくりを後押ししようと、バーチャル水族館の開催を決めた。

 体験は両日とも午前10時からと午後1時からの2時間。1人5分、一度に5人程度の利用を見込む。飼育展示課の市保友恵さん(35)は「家族連れなどに迫力ある立体映像を楽しんでほしい。水族館に関心を寄せてもらうことはもちろん、園への集客増にもつながればうれしい」と話した。

  ●ペンギン8羽を移送

 いしかわ動物園は4日、預かっていたマゼランペンギン8羽をのとじま臨海公園水族館に移送する。1月下旬から順次預かり、園内で2月9日から今月1日まで展示していた。

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