13日に増改築のグランドオープンを迎える加賀市中代町の九谷焼専門店「九谷満月」で8日、式典と内覧会が行われ、関係者が九谷焼発祥の地の加賀を国内外へ発信していく観光拠点のリニューアルを祝った。
式典では池端秀志会長、6月に就任した池端秀一社長があいさつ、宮元陸市長が祝辞を述べ、インバウンド(訪日客)向けに古九谷の歴史や現代の製造工程などを英語と台湾語で紹介する映像を披露した。
来場者は観光庁の高付加価値事業を活用し、増築エリアに整備した個人客向けの絵付けやろくろの陶芸体験コーナー、工房、イートインコーナー「かま飯まんぷく」を見学、試食した。
10、11日にプレオープンを予定。13~15日のグランドオープンで各日先着30人に北陸新幹線絵付け体験プレゼントなどを用意する。