福井県あわら市の芦原温泉旅館協同組合は、能登半島地震で被災した和倉温泉(石川県)を応援しようと、オリジナルの大判タオルを作った。市のおもてなしキャラクター「湯巡権三」と和倉温泉PRキャラクター「わくたまくん」が描かれ、県の「ふくいdeお得キャンペーン」(5月22日~7月12日)の景品として宿泊客に贈っている。
タオルは長さ110センチ、幅40センチで500枚作製した。3等の景品として、組合加盟の温泉旅館15軒で配っている。
和倉温泉では、多くの旅館でいまだに営業再開見通しが立っていないという。奥村さん(べにや)は「地震から半年がたち、風化も懸念される。石川も頑張っていると(あわらからも)伝えていきたい」としている。