ひみぶりフェアのオープニングイベントで行われたブリの解体ショー=氷見市北大町のひみ番屋街

ひみぶりフェアのオープニングイベントで行われたブリの解体ショー=氷見市北大町のひみ番屋街

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「ひみぶりフェア」始まる 39店が自慢の料理

北日本新聞(2014年12月2日)

 富山湾の冬の主役・ブリを発信する第3回「ひみぶりフェア」が1日始まった。氷見市北大町のひみ番屋街でオープニングイベントがあり、目の前で解体したブリですしを握り、来場者に振る舞った。来年2月末までの期間中、市内の民宿、旅館、飲食店39店が自慢のブリ料理を提供する。

 フェアは市、市観光協会、氷見商工会議所、番屋街を運営する氷見まちづくりなどでつくる実行委員会が主催。オープニングイベントでは、杉木克己委員長がフェア開始を宣言し、松原勝久市観光協会長が「何度でも食べに来てください」とあいさつした。

 「ひみ寒ぶり」宣言はまだだが、氷見漁港では連日、ブリが水揚げされている。1日は10キロ台のブリで解体ショーを行い、民宿・潮の美の浅野博紀さんが来場者の目の前で三枚にさばいた。橘寿司の大野照雄さんと川喜の余川幹久之さんがすしを握り、背と腹を1貫ずつセットにして来場者に振る舞った。

 妻と訪れた高岡市五十里の桂井志郎さん(77)は「楽しみにしてきた。口に入れると脂が広がり、特に腹がうまかった」と話した。番屋街の直営店・番屋亭が用意したブリのかす汁も、来場者に無料で提供された。

 来年1月18日は関連イベントの「ぶり・鰤・ブリづくし」が午前10時から番屋街で行われ、ブリ3本同時の解体ショーなどがある。問い合わせは市観光協会、電話0766(74)5250。

◆ひみぶりフェア参加店◆
 ▽宿泊施設=はしもと屋(中田)ひみのはな(姿)小境荘、うら屋(小境)潮の美(脇方)灘浦荘、うみあかり(宇波)マリンタッチ、磯波風、ラ・セリオール(泊)いけもり(指崎)みちしお、美岬、叶、げんろく、すがた、城山、あお、氷見っ子、こーざぶろう(阿尾)魚恵(北大町)ホテルグランティア氷見和蔵の宿(加納)信貴館(本町)華乃舘(湖光)與市郎、あおまさ(窪)シートピア氷見(柳田)あさひや(島尾)▽飲食店=すし屋の城光(間島)番屋亭、きときと亭三喜(北大町、ひみ番屋街内)一二三亭、割烹しげはま(丸の内)割烹秀月(幸町)寿司・割烹万葉(比美町)割烹・寿司川喜、食彩居酒屋灘や、橘寿司(本町)海鮮料理おがわ(伊勢大町)

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