小春日和となった3日の福井県大飯郡高浜町の海岸では、県内外のサーファーが波乗りを楽しんでいた。
本格的な冬の到来を感じさせるこの時季から春ごろにかけ、若狭湾では毎年、サーフィンをする若者でにぎわう。
この日も同町の難波江(なばえ)海水浴場には、朝早くから関西圏を中心に多くのサーファーが集った。沖合数十メートルに並んで大きな波が来るのを待ち、タイミング良く波をつかまえると一気に滑走。柔らかな日差しを浴び、気持ちよさそうに何度もトライしていた。
同海水浴場には何十回も足を運ぶという大阪市の板野太昭さん(45)は「今日はまとまった波が来て滑りやすかった。天気が良いので、海の中にいても気持ち良かった」と笑顔を見せていた。