伊那市西箕輪の信州羽広高原牧場に17日、富士見町の牧場からアルパカの雄2頭が仲間入りした。白い毛からつぶらな瞳をのぞかせ、顔を擦り付け合って「ンー、ンー」と鳴いていた。18日から餌やりや一緒に場内散歩ができる。
アルパカは南米原産の草食動物。高山に生息して寒さに強く、人懐こく温厚な性格という。2頭はニュージーランド生まれで体高はともに約90センチ。短い足と太い首が特徴だ。
頭頂部の毛が豊かな3歳の「みつた」は甘えん坊。5歳の「リュウ」はお兄さん的な存在で、みつたによくちょっかいを出すという。管理責任者の井地亜由美さん(46)は「とてもおとなしくてチャーミングな動物。ぜひ見に来てください」と話していた。
信州羽広高原牧場は近くの信州愛和の森ホテルが管理し、入場無料。餌やりは100円、アルパカとの写真撮影が500円、場内の散歩が800円。年中無休で午前10時〜午後4時営業。天候により休園。馬、ウサギ、ヤギも飼っている。