福井県勝山市の勝山温泉センター「水芭蕉(みずばしょう)」入り口にある花壇に恐竜をモチーフにした石の造形がお目見えし、訪れた人を楽しませている。
同センターは県立恐竜博物館に近く、同博物館から入浴や食事に訪れる客が多い。これまでは花で恐竜をデザインした花壇を整備していた。
ことしからリニューアルし、石で全長約5メートルの「ドロマエオサウルス」をデザイン。石の大きさで立体感を持たせた。周りには木材チップを敷き詰め、ニチニチソウの花も植えた。
恐竜の造形と一緒に記念写真を撮っていく利用客もいるという。同センターの木下孝雄総支配人(68)は「恐竜のまちとして、一人でも多くの人に楽しんでもらえたら」と話していた。