勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)にある屋外アミューズメント施設「かつやまディノパーク」の来場者が5万人を突破し21日、同パークで記念セレモニーが行われた。奈良県から妻と子ども2人の計4人で訪れた佛願(ぶつがん)喜一さん(52)一家に記念品が贈られた。
同パークは4月24日にオープン。森の中に実物大の動く恐竜ロボット24体が点在し、恐竜が住んでいた時代の臨場感が味わえる。5万人は20日に到達。当初、8月中旬を予定していたが1カ月ほど早い目標達成となった。1日平均約600人が来場したことになり、夏休み中はさらなるにぎわいが期待される。
セレモニーでは、山岸正裕市長が「ジュラシックパークさながらの世界を楽しんでほしい」とあいさつし、来場した子どもたちと一緒にくす玉を割って祝った。続いて、この日最初の来場者となった佛願さん一家に記念品を贈った。佛願さんは「確かにジュラシックパークのよう」と話していた。
同パークは11月中旬まで営業する。営業時間は午前9時~午後5時(夏休み期間中は午後6時まで)。入場料は500円(4歳以上)。8月8日は夜の開園を予定している。