豊富な種類の駄菓子が並ぶ店内。右は山崎さん

豊富な種類の駄菓子が並ぶ店内。右は山崎さん

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昭和の駄菓子屋再現 福岡地域の住民有志「人が集まる拠点に」

北日本新聞(2015年7月26日)

 高岡市福岡地域の住民有志は25日、同市福岡町中町の空き家を改装して駄菓子屋をオープンさせた。10~30円の価格帯を中心に、約200種類の菓子をそろえ、カラフルなパッケージが並ぶ店内は昭和時代にタイムスリップしたかのよう。有志たちは「小銭を握りしめて駄菓子屋に通った経験を、今の子どもたちにさせてあげたい」と話す。

 有志は山崎勝彦さん、小坂博信さん、片原範成さん、中川晴幸さんの4人。全員49歳で、福岡小学校の同級生同士だ。かつて豆腐店だった木造2階建ての空き家を借り、6月から準備を進めてきた。売り場面積は約30平方メートル。1階の和室2部屋も開放し、来店したお年寄りと子どもたちの交流に役立ててもらう。

 山崎さんによると、福岡地域には以前3、4店舗の駄菓子屋があったが、10年ほど前になくなったという。中心商店街も空き店舗が増え始めており、「人が集まる拠点をつくることで、町全体を元気にしたい」と語る。

 菓子のほか、ソフトクリーム、かき氷、木製のおもちゃなども販売している。営業時間は正午~午後6時。木曜定休。問い合わせは山崎さん、電話080(8692)8663。

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