四津谷住職(右)から大伽藍について説明を受ける旅行会社の担当者=瑞龍寺

四津谷住職(右)から大伽藍について説明を受ける旅行会社の担当者=瑞龍寺

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修学旅行誘致目指す 旅行会社担当者ら瑞龍寺など視察

北日本新聞(2016年8月4日)

 首都圏からの修学旅行の誘致を目指し、北陸3県とJR西日本、北陸経済連合会が招いた旅行会社の関係者が3日、県西部の観光地を視察した。高岡市の国宝瑞龍寺では、大伽藍(がらん)を見学し、伝統が息づく歴史都市の魅力に触れた。

 訪れたのはJTBグループや近畿日本ツーリスト、日本旅行など旅行会社6社で教育旅行を担当する17人。瑞龍寺では、四津谷道宏住職の案内で境内を巡り、寺の歴史や建物の特徴などについて説明を受けた。

 近畿日本ツーリスト千葉教育旅行支店営業課の奥山亮淳課長代理は「これまでは関西方面が主力だったが、新幹線の開業で富山など北陸地方に関心を持つ学校が出てきている。民泊の体験ができる地域があればいい」と話していた。

 世界文化遺産の相倉合掌造り集落(南砺市)やとなみ散居村ミュージアム(砺波市)なども訪ねた。県観光課によると昨年、首都圏から修学旅行などで県内を訪れた学校は8校にとどまっている。

 4日は石川県、5日は福井県を巡る。

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