飼い主の岩井さんが持ち込んだスナップ写真

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岩合さん10年前撮影の猫、飼い主が近影届ける

北日本新聞(2016年9月10日)

 高岡市のミュゼふくおかカメラ館で開催中の「岩合(いわごう)光昭どうぶつ写真展-地球の宝石-」で、岩合さんが10年前に黒部市内の民家で撮った着物姿のネコ「ふくちゃん」の写真タペストリーが注目を集めている。このほど、18歳になった現在のふくちゃんの写真が館内に飾られ、来場者の心を和ませている。

 岩合さんがふくちゃんを撮ったのは2006年3月。ネコをテーマにした写真集の撮影で県内を訪れた際、黒部市の愛猫家に紹介されたのがきっかけだった。岩合さんはさっそく、飼っている岩井和千代さん(64)=同市三日市=の自宅を訪問。正月用の晴れ着をふくちゃんに着てもらい、引き戸の隙間に座っている姿をカメラに収めた。

 写真タペストリーは縦2メートル、横1メートルで、ネコの作品を集めたコーナーにある。岩井さんは先月末、ふくちゃんが年を重ねても元気に頑張って過ごしていることを伝えたいと、最近撮ったスナップ写真をカメラ館に届けた。岩井さんは「ふくちゃんにはいつも元気や幸せをもらい、感謝している。可能な限り、長生きしてほしい」と話した。

 同展は25日まで。北日本新聞社共催。

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