福井県の美浜、若狭両町にまたがる三方五湖有料道路「レインボーライン」山頂公園のバラ園が秋の見ごろを迎えた。紫や黄色のあでやかな110種600株が観光客の目を楽しませている。11月中旬ごろまで。
バラコーナーは五湖にちなんで5カ所ある。人気は鮮やかな赤のレッドキャスケードやフランシス・ヂュブルーユ。紫のブルームーンは香りが良く、黄色のゴールドバニーも目を引いている。管理するレインボーラインによると、春に比べて大きめの花が多いという。
観光客は五湖と若狭湾の眺望に加え、バラを楽しみながら公園を散策。花に顔を近づけ、甘く濃厚な香りを満喫していた。岐阜県から家族旅行で訪れていた加藤真紀さん(25)は「たくさんの種類があって見応えがあり、驚いた。恋人の聖地と聞いたので、今度は恋人と見に来られたら」と話していた。