6月19、20の両日に高岡市金屋町一帯で開かれる「御印祭(ごいんさい)」のポスターが完成した。実行委員会のメンバーが24日、北日本新聞高岡支社を訪れて祭りをPRした。
御印祭は高岡鋳物発祥の地・金屋町の礎を築いた高岡開町の祖、加賀藩2代藩主前田利長をしのぶ祭り。19日の前夜祭では、千本格子の家屋が連なる石畳通りで、鋳物作業歌「弥栄節(やがえふ)」に合わせて踊る町流しが行われる。
本祭の20日は奉納踊りなどがある。
ポスターには、昨年の町流しに参加した富山大芸術文化学部の女子学生が、鋳物師(いもじ)の作業着をイメージした法被姿で踊る写真を使用した。
B全判とB2判の大きさがあり、各500枚製作した。市内外の駅や観光施設に加え、東京と大阪でも掲示する。
実行委員会の田子正則会長と松原孝事務局長が来社し、「多くの人に町流しを楽しんでいただき、一緒に祭りを盛り上げたい」と話した。御印祭は北日本新聞社共催。