福井県敦賀市特産の東浦みかんの摘み取りを楽しめるミカン狩りは20日、同市東浦地区の観光園で始まった。地元の児童らが敦賀湾を望む風光明媚(めいび)な畑で栽培されたミカンを味わった。11月30日まで。
東浦みかんはさわやかな酸味とこくのある甘さが特徴で近年人気が出ている。主催のJA敦賀美方によると、今年はお盆過ぎに好天に恵まれ実が大きくなり、実の付きも昨年より多いという。同市大比田と元比田の9園2ヘクタールでオープンした。
開園式には同JAや、作業を手伝っている障害者就労支援施設の通所者、地元児童、市などから約60人が参加。ミカン狩りを体験した。
寒暖差が大きくなり、ミカンは徐々に黄色く色づき始めている。児童らは笑顔で一つ一つ丁寧にもいでいた。