1500個の竹灯籠で里山を彩るイベント「森のいさり火」は3日、氷見市稲積の氷見あいやまガーデンで開かれ、幻想的な明かりが晩秋の庭園を彩った。
有志でつくる実行委が開き、今年で3回目。当初は10月22日に予定していたが、台風接近のため室内イベントのみを行い、点灯はこの日に延期となっていた。
満月の下、ランプシェード形や円柱形、ます形などに細工された灯籠の中のろうそくがともされ、優しい明かりが園内を包んだ。
市外から同園を初めて訪れたという2人連れは「とてもきれいで心が和む」と話していた。点灯に合わせて演奏会も開かれた。北日本新聞社後援。