氷見市のファーム中田(中田専秀代表)は18日、同市柳田にある農場のビニールハウス内でイチゴの収穫を始めた。23日から出荷し、農産物直売所などに並ぶ。
イチゴ栽培は2015年度から始め、今季は品種「おいCベリー」を12アールで栽培。冬の間は実が熟すまで通常の2倍以上の時間が必要な分、糖度が増すという。
18日は中田代表が赤く色付いた実を摘み取った。今季は日照不足などで収穫開始が例年より1カ月ほど遅れたが、有機肥料を多く用いたことで糖度が増し、平均15度を見込む。中田代表は「甘くなっている。楽しんでもらいたい」と話した。収穫は5月下旬まで。
市観光協会はイチゴ狩り体験を企画し、参加者を募集している。当面は土・日曜だけだが、収量が増え次第、平日も行う。問い合わせは協会、電話0766(74)5250。